世の中には一定数の「食べても太れない人」がいます。
太れないと言うと「食べていないだけでしょう?」と言われることが多いのですが、確実に食べているのに太れない人はいます。
食べても痩せる原因は、いくつかあります。
例えば、遺伝的に太りにくい人。
世の中には、基礎代謝量が一般より多い人がいます。
このような人は、いわゆる「普通の量」を食べてもエネルギー量が足りないので、食べても痩せる原因のなります。
例えば、姿勢や歯並びが悪い人も太りにくい人も、食べても痩せる原因の1つです。
歯並びが悪いと、身体のゆがみを招きます。
身体のゆがみは、消化不良や基礎代謝の低下を招きます。
健康的に、食べた栄養を吸収することができない状態になりやすいと言われています。
例えば、常にストレスを感じている人や精神的に疲れている人。
ストレスは、ホルモンバランスや交感神経のバランスを崩します。
交感神経副交感神経のバランスが崩れると、消化吸収の効率が悪くなります。
同じ理由で、睡眠不足の人も食べても痩せる原因になります。
例えば、胃腸が弱い人。胃腸に疾患のある人。
胃腸が弱かったり疾患があったりする人は、太りたくても食べられない、食べても充分に消化されない場合が多いです。
また、太るためにもたくさん食べなければと言う思いがストレスになって、より胃腸の働きを阻害することもあります。
例えば、栄養不足や栄養の偏りがある人。
しっかり食事をしていると思っていても、いわゆる偏食で野菜をほとんど食べなかったり、加工食品やお菓子などばかりを食べる人も太りにくいです。
ジャンクフードばかり食べる人は「太っている」イメージかもしれませんが、決定的に一部の栄養素がかけているために太れないのですね。
このように、食べても痩せる原因は多くあります。
しっかり食べていても、正常に消化吸収できなければ、太ることはできません。
しかし、どの要因にも当てはまらないのに太れない人もいます。
また、急に食べても痩せ始める人もいます。
このような人は、なんらかの病気を疑って下さい。
例えば、糖尿病や甲状腺機能亢進症、胃腸の病気などです。
甲状腺機能亢進症はわかりやすい病気だと、バセドウ病などがあります。
他にも、腫瘍が出来ていたり結核や肝硬変にかかっている可能性もあります。
食べても痩せる状態が改善されない場合は、病気を疑って病院を受診することも考えて下さいね。
遺伝的要因以外は、体質改善を行うことができる原因ばかりです。
食べても痩せないのは健康とは言えませんよね。
食べても痩せる原因を見つけて、改善していけば健康的な体型にすることができますよ。